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指導監督的実務経験とは何か

「指導監督的実務経験」とは特定建設業の許可を実務経験で申請する場合に、専任技術者に要求される、ある規模以上の元請工事を指導と監督した経験です。

從って一般建設業許可を申請する場合、または特定建設業を申請する場合でも一級施工管理技士などの資格で専任技術者申請をする場合には不要です。

指導監督的実務経験として認められる工事

専任技術者が以下の条件を全て満たしている場合に指導監督的実務経験があるものとして認められます。

  • その技術者が主任技術者の要件を満たしていること
  • 元請で受注した工事を指導監督した経験であること
  • 4,500万円以上の工事(昭和59年10月1日前にあっては1,500万円以上、平成6年12月28日前にあっては3,000万円以上)について2年以上指導監督した経験があること

実務経験の証明方法

この経験は担当した工事の内容を許可申請書の「指導監督的実務経験証明書」に記載することで証明します。

なお指定建設業(土木、建築、電気、管、鋼構造物、舗装、造園)については、この指導監督的実務経験では特定建設業の許可は取得できません。

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