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許可を希望される多くの方の現状

サイトを見ました。建設業の許可を取りたいんですが・・・

というお問い合わせを電話やメールで頂きます。

しかし、申請にこぎつけることができるのはおよそお問い合わせを頂いたうちの半分くらいです。

申請できない理由は様々ですが、中でも圧倒的に多いのは

経歴や実績を証明する書類が不足している

ことにより申請できない、というものです。

一番もったいないのは

建設業を経営していた経験は〇〇年以上ある。しかし注文書は捨ててしまった。発注の証明も頼めない

というケースです。

(「発注者から注文書そのものをもらったことがない」という方も多くいらっしゃいます)

許可を取得するための準備とは

もしもこれをお読みになっているあなたが、建設業をこれから始める、あるいはもう建設業は営んでいるが許可は持っていない、しかしいつか許可を取得したいと考えているのなら、以下のことを心がけて下さい。

  • 発注者の印鑑がある注文書、契約書をなるべくもらって下さい。
    そしてそれを必ず保管して下さい。
  • メールやFAXで注文をもらう場合でもそれらを必ず保管しておいて下さい。
  • 電話だけで注文をもらう場合でも「いつ」「どこで」「どういう工事を」施工したかの記録をメモ書き(日報)でもいいので、記録しておいて下さい。
  • 請求書、領収書の控えを保管しておいて下さい。
  • 個人事業主の場合、税務署受付印のある、あるいは電子送信完了報告のある確定申告書の控えを保管しておいて下さい。
  • 発注者との関係を良好に保って下さい。
    工事発注の証明を頼めるかどうかは非常に重要です。
  • 500万円の資金を貯めて下さい。
    もしも足りない場合には当事務所では融資も取り扱っておりますので、ご相談下さい。
  • なるべく許可を取得したい業種に関しての技術者資格を取得して下さい(こちらを参照
    もしも資格なしの場合、実務経験だけで申請しなければなりませんが、これはその業種に関して36ヶ月から120ヶ月の経験が必要です。
    毎月コンスタントにその業種を行っている場合を除いて、これだけの経験を積むためには通常その2倍から3倍の事業期間が必要となります。

他にも「法律違反(特に建設業法)はしない」などもありますが、普通に常識的な事業主の方でしたら大丈夫です。

これらの条件を守った上で5年経過すれば、建設業の許可が取得できる可能性が出てきます。

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