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こんにちは、茨城で建設業許可の取得をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。
先日お問い合わせを頂いた建設業者のお客様をご訪問して、経営事項審査のコンサルティングを行ってきました。
かなり今回提出予定の経審の点数が微妙で、お客様の希望する点数になるように、こちらが持参したシミュレーションソフトで計算を繰り返しました。
本当は今期よりも、来期の経審のために財務コンサルティングを行いたかったのですが、それは後日またと言うことになりました。
ただ最後にお客様に
「財務を改善することで30点以上のY評点アップの可能性があります」
と言うと驚かれていましたが、実は一番驚いているのは自分だったりします。
「経審の評点ってこんなに簡単に上がるんだ」と言うのが率直な感想です。
退職金規程を定めたり、法定外労災に加入したり、社員に資格を取らせたり、完成工事高を上げたりするのもそれはそれで重要ですが、それ以上の点数アップが財務状況を改善することで得られたりします。
しかも銀行の評価も上がるというメリット付きです。
もちろん全ての経営事項審査を受審する全ての建設業者に当てはまる訳ではありません。
また会計上のテクニックでもないので、人間的、法律的、税金的なハードルもあったりします。
ただ低いY評点がP評点の足を引っ張っている建設業者の方は十分検討する価値があります。
財務状況を改善することは全ての事業について必要なことであり、有効なことです。
しかし、建設業者様に取っては、さらに「経営事項審査の評点アップ」という特別のメリットがあります。
先日も書きましたが、なんで自分は気がつかなかったのでしょう・・・