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こんにちは、茨城で建設業許可の取得をサポートしている行政書士兵藤貴夫です。

今日は建設業許可のお問い合わせに、初めてのお客様の事務所に伺ってきました。

このお客様の場合大手建設会社の下で請け負う仕事が多かったのですが、例によって元請業者からの

「建設業許可を取ってくれ。そうでないと発注できない(しにくい)」

という声が強くなってきて、ついに今回決意されたということです。

近年、このパターンの建設業許可取得のご希望が非常に多くなっています。

今後数年のうちに、大手や中堅の建設会社の下で仕事をしているすべての建設会社は、建設業許可の取得を避けて通れなくなるのではないかと感じます。

それでも今のところ建設業界は好況であるので、大手中堅建設会社から切られたとしても他方面から仕事を得ることはできるかもしれません。

しかしこれがいったん仕事が不足してくるような状況だと、建設業許可を持っているかどうかで、一気にふるいにかけられるかも知れません。

もはや、特別な理由があるケースを除いて、許可のない建設業者はその取得を事業計画の中に組み込むべき時代だと感じています。

本日も、許可の要件についていろいろと説明させていただいたのですが、

「許可を取るのは難しいんだな」

と言われていました。

その言葉のとおり、建設業許可を取るためには多くの細かい要件が必要です。

そのための準備に数年を要することはざらです。

もしも、今後も建設業でやっていきたいのであれば、とりあえず許可を取るのに何が必要であるのかだけでも確認しておくべきです。

決断しなければならない時代ではないか感じています。